あなたの背中を打ち抜く準備は整った。
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そのときはまだ来ない。
わたしは、今か今かと背中越しのあなたの顔色を伺っている。
まばたきをひとつ。
これはいつも通り。
まばたきがすばやくふたつ。
ああ、いくつもの策が頭を巡っている証拠。
こうして随分と長いこと、忘れてはならない言葉と一緒にあなたの側にいた。
「間違えたと思ったら。」
「撃ち殺せ。」
幾度も思った。
今だ。
今背中を真っ直ぐ見据えてほら左側を。
引き金を。
父を思って引き金を。
その背中に頭を預けたいと。
そして疲れたもういい立ち止まりましょうと。
あなたを守るから、 と。
思ってしまった自分の亡霊に引き金を。
「また。」
扉を閉めてすぐ、わたしが駆け出したことにあなたは気付いているのでしょう。
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((そばにいたから忠誠を。遠く離れてこの愛を。))
空白に愛のことばを入れたかったですが、絶対言わないだろうから。
いつになく解りにくい。コミックス16巻ネタ。
リハビリ中ですすいません。